2015年08月29日

本を選ぶ楽しさ

「飛ぶが如く」をお盆に読み終えて、2週間ほど前から山岳小説「南極風」(笹本稜平:著)を読んでいる。
ニュージランドの名峰アスパイアリングで起きた遭難事故により罪をきせられた主人公が取調室で冤罪を主張する場面と、遭難に至るまで様子が交互に描かれストリーが展開していく。
なかなか読み応えがあり、どの様な結末が待っているか楽しみにしている。

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話は変わって、通勤電車内で読む本を求めて目についた本屋へ立ち寄ることが多いが、6月の異動で最寄駅になった駅ビル内の本屋が気に入っている。
売場面積は中規模だが、特色のある本屋で電車の待ち時間があると立ち寄り、ぶらぶらと書棚を物色している。

本屋では主に新刊・ベストセラーや人気筋の本が平積みにして並べられているのが一般的だが、この駅ビルの本屋は一味違った本が平積みになっている。
上手く言葉では言い表せないが、「店主の私が面白そうな本を選んで並べています。どうですか、読んでみませんか」と薦めている様な雰囲気がある。

今の時代、Amazonや電子書籍を利用すれば本屋へ足を運ぶ必要もなく読みたい本を手に入れることが出来るが、特色のある本屋の店内で思いがけず面白そうな本に遭遇するのも楽しい。
posted by 酔〜いどん at 15:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 小説・映画・テレビ・鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月02日

ようやく第10巻にたどりつく

ゴールデンウィーク明けから読み始めた小説「飛ぶが如く」(司馬遼太郎:著)もようやく第10巻にたどり着き、8月中旬までには読み終えることが出来そうだ。

司馬遼太郎の小説は殆んどの作品を読んだつもりでいたが、「飛ぶが如く」は未読の状態だった。
若い頃に司馬遼太郎に凝っていた時期に読み残した作品が、数十年間手つかずのままになっていた。。

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この小説は、大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台になっている幕末から時は流れて、明治維新後に西郷隆盛が征韓論を唱え始めてから西南戦争が終結するまでの激動の時代が描かれているが、全般を通して登場人物の経歴や人物評に割かれる部分が多い。
そのため物語の展開が遅く、田原坂の戦いで有名な西南戦争の場面まで読み進むのに思いのほか忍耐力がいった。

ただ、何れの登場人物も明治政府の樹立と近代日本の幕開けに大きく関わった人々であり、人物描写を含めて史実を忠実に描こうとする司馬遼太郎の意志が感じられ、この間に書店で興味をそそられた他の本に浮気することなく、第10巻にたどり着くことが出来た。


posted by 酔〜いどん at 18:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 小説・映画・テレビ・鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする