2017年04月03日

奥の細道を辿る @ 深川〜越谷

「月日は百台の過客にして、行きかふ年も・・・・」で始まる松尾芭蕉の奥の細道、中学か高校の授業で暗記をさせられたおかげで「・・・・春たてる霞の空に、白河の関超えんと」までは、今でもそらんじて言える。

以前より松尾芭蕉が歩いた奥の細道を辿ってみたいとおぼろげながら考えていたが、44年間の会社務めを終え時間に余裕が出来たことから、全行程(約2,400キロメートル)は無理でも先ずは年内に白河(福島県)までの約330キロメートルを目標に辿ることにした。

第一歩となる昨日は、深川〜越谷までの約25キロを歩く。

なるべく行程に余裕をもたせる為に、早朝に自宅を出て地下鉄の門前仲町駅に午前8時に到着。駅から深川にある「採茶庵」跡を目指す。
「採茶庵」は芭蕉が奥の細道の旅の出発点にした場所で、旅姿の芭蕉像が濡れ縁に腰を掛けている。
自分の一歩もここから始まると思うと身が引き締まる。

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採茶庵の周辺には、「芭蕉記念館」「芭蕉庵史跡展望台」と言った芭蕉ゆかりの場所がある。
開館(園)時間前なので入ることは出来ないが、以前に隅田川をマラニックで遡上した時に立ち寄り見学しているので今回はパスで良しとする。
第一次「芭蕉庵」があった跡地の稲荷神社に参拝し、隅田川河畔に出る。

芭蕉は深川から船に乗り隅田川を千住まで溯ったが、この時間は水上バスも運航していないことから川沿いに遊歩道を言問橋まで歩き、旧日光街道に出て千住大橋を目指す。

千住大橋を渡るといよいよ芭蕉が歩いた足跡を辿ることになる。
最初に通過するのが旧日光街道の千住宿、旧街道沿いに様々な店が軒を連ねる商店街が宿場町の賑わいを残している。
テレビのぶらり散歩旅にでも登場しそうな雰囲気の商店街を通り抜ける途中、朝が早く小腹も空いたことから、だんご屋さんで磯部団子を一串買って店先で立ち食いさせて頂く。

千住新橋を渡り足立区を北上し埼玉県に入り、谷塚を通過すると旧日光街道の2番目の宿場町「草加」に入る。
芭蕉はここでも足跡を残し、奥の細道に「その日やうやう草加といふ宿にたどり着きにけり」と記している(実際に芭蕉が初日の宿にしたのは、その先の粕壁(春日部)と言われているが)。

草加には旧日光街道沿いに松並木を再現した草加松原遊歩道が整備されており、1.5キロメートルに亘る遊歩道沿いに松尾芭蕉像や奥の細道にちなんだ記念碑等が建てられている。

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草加から越谷方面を目指し、旧日光街道沿いに唯一残っている一里塚「蒲生の一里塚」を見ながら歩を進め、JR武蔵野線の南越谷駅にたどり着く。
交通の便を考えてこの日は南越谷駅をゴールとする。

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posted by 酔〜いどん at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 史跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする