2017年05月28日

奥の細道を辿るC 古河〜小山

今回は、古河〜小山までの約17キロを歩く。
旧宿場町は、古河宿から野木宿、間々田宿を通り小山宿まで。

所要時間と交通費のコストメリットを考えて、「古河」まで車で行き古河駅周辺の駐車場に車を停めてスタート。

前回のゴール地点に建つ「右 江戸道、左 日光道」と刻まれた道標に従い左の道を進み、街灯に「旧日光街道 古河宿」の旗が掲げられた商店街を数百メートルで右折し、暫く歩くと再び県道と合流。

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古河市から栃木県(野木町)入ってすぐ、県道と国道4号線と合流する付近の少し奥まったところにある野木神社を目指し本殿に参拝。
1,600年前、仁徳天皇の時代に建立された神社とのことで、境内の樹齢1,200年の大イチョウは見応えがあり、黄葉の季節にも参拝に訪れたい。
また境内には芭蕉の句碑があり、句碑の隣の立札には、冬の遊水地の様子を歌った句「一疋屋の はね馬もなし 河千鳥」と書かれている。

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野木神社から国道4号線を暫く進み、国道(旧街道)沿いの「法音寺」を訪れる。
本堂にお参りしたあと、山門の脇にある芭蕉の「道ばたの むく毛は馬に 喰われけり」の句が刻まれた句碑を見る。
解説板には安永9年(1780年)に建てられた句碑で、この句は芭蕉が「奥の細道」の旅に出る5年前、東海道を上方への旅「野ざらし紀行」に向かった際につくられた旨の説明が記載されている。

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国道4号線の70キロポストを過ぎて間々田に入る。
芭蕉と共に旅をした曾良の随行日記には「廿八日、ママダニ泊ル。カスカベヨリ九里」と記されており(※)、江戸を出て二日目の夜に泊まった宿場とされている。
今回も時間に余裕があったので、JR間々田駅の近くにある「小山市立博物館」と「車屋美術館」に立ち寄り、小山の歴史と近代美術に少し触れる。

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美術館を出て暫く歩くと「旧日光街道間々田宿 逢いの榎(間の榎)」の立札が目に留まる。
解説板を読むと「間々田宿の入り口にある榎は、江戸と日光と中間点の目印となり『間(あい)の榎』と呼ばれていたが、いつの頃からか『逢の榎』と呼ばれる様になり、縁結びの木として人々の信仰を集める様になった」とのこと。

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途中の信号で国道4号線から分岐する県道を進み、国道50号線の陸橋をくぐると旧街道は小山市街に入る。
小山本陣跡を左手に見て、本日のゴールJR小山駅に到着。

(※)奥の細道を歩く為に購入した以下の文庫本の曾良随行日記より引用。
 ・「新版 おくのほそ道(現代語訳/曾良随行日記付き)」:角川ソフィア文庫
 ・芭蕉と旅する「奥の細道」:PHP文庫
posted by 酔〜いどん at 21:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 史跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月23日

思い出の旅館

先週末、都内の本郷へ出掛ける用事があり、そのついでに一度訪れてみたいと思っていた旅館「鳳明館」のある場所へ行ってみる。

「鳳明館」は中学校の修学旅行で宿泊した旅館なので約50年振りに訪れたことになる。
本郷の閑静な街並みの中にあり、行ってみると老舗旅館として当時のたたずまいのまま営業されており、門の壁には文化庁の有形文化財に登録されていることを示すプレートが取り付けられている。

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中学校の修学旅行は、早朝に三重県の田舎から名古屋まで貸切バスで移動し、名古屋駅から当時東海道線を走っていた修学旅行専用列車「こまどり号」に乗車し小田原駅で下車。
小田原駅から観光バスで箱根を周遊し、一泊目は「箱根小涌園」に宿泊。
二日目は、鎌倉・江の島〜横浜港〜羽田空港を見学して都内に入り、「鳳明館」がその日の宿になる。
宿での様子は断片的な記憶しかないが、夕食後に東京に住んでいた5人の伯(叔)父と叔母が揃って旅館まで会いに来てくれて、応接間で話をしたことを憶えている。

今では伯(叔)父と叔母共に亡くなっているが、再び旅館の前を通り懐かしい気持ちになる。

たまたま帳場にいらっしゃったご主人らしき同年輩と思われる方と修学旅行で宿泊したこともお話し、宿泊料金をお尋ねすると今でも思いのほかリーズナブルなことがわかる。
二日がかりで東京へ出掛けることがあれば、是非とも利用したい気持ちになる。
posted by 酔〜いどん at 21:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々の記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月09日

赤城乳業工場見学

アイスキャンデーのガリガリ君で有名な赤城乳業の工場見学に娘が応募したことから、孫を連れて「本庄千本さくら『5S』工場」へ出掛ける。

背後の緑の山々に抱かれる様に建つ工場は、2010年にオープンとのことで建物や敷地内の環境にも未だ新しい雰囲気が漂っている。
ここは日本で最大規模のアイスクリーム工場で、国内のアイスクリーム生産量の約10%を生産処理能力を持つ。

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見学は約1時間半のコース。
最初にプレゼンテーションルームで工場概要等の説明とDVD視聴が行われ、その後工場内のアイス製造工程を見学し、最後にガリガリ君ルームで製品を試食(何個でも自由)させて頂く。

工場名にもなっている「5S」は、整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとっており、工場で働く方々の日々の行動に活かされている旨の説明を受ける。
自家用車で工場敷地内に入る際の守衛の方の親切な対応、清潔感が漂う建物内、衛生管理の徹底された工場施設やすれ違う従業員の方からの挨拶等に触れて、職場内に5S活動が浸透されている印象を受け、アイスだけに爽やかな気分で工場を後にする。
posted by 酔〜いどん at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする