2015年03月29日

地元の文化財を訪れる

以前から熊谷市内に「根岸家長屋門」と呼ばれる史跡があることはガイドマップ等で知っていたが、訪れたことは無かった。
ところが今月号の市報に、この長屋門を構える「根岸家」が、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」に登場する久坂玄瑞、小田村伊之助(後に、熊谷県の県令となる楫取素彦)と交流を持ち、両名が滞在したと紹介されていたことから出掛けてみる。
※ドラマでは両者を東出昌大と大沢たかおが演じている。

P1030825.JPG

長屋門は、江戸時代に建造された建物で数年前に補修工事が行われている。
長屋門に入ると、江戸末期に尊王攘夷派の志士と交流を持った根岸友山(ねぎしゆうざん)ゆかりの品も展示されており、久坂玄瑞からの書状が眼に留まる。
友山の一生を紹介するDVDとテレビが置かれていたので、30分余りのDVD(と言っても、内容は紙芝居風)を鑑賞。

今回知ることになった根岸友山の一生を少し紹介させて頂くと、
裕福な根岸家に生まれた友山は子供の頃から文武両道に励み、剣術は北辰一刀流の千葉周作に学び、16歳の時にこの地域の名主の地位を引き継ぐ。
名主として治水事業に尽くすが、荒川堤の修復に関する騒動で農民勢を弁護したことから幕府から「江戸十里四方追放刑」の処罰を受けることになり、十数年後にようやく放免されて村に戻る。
その後、長州藩や尊王攘夷派の志士と交流を持つ様になり討幕に身を投じていく事になる。この頃、友山は既に54歳。
一時京都で新撰組(佐幕派)の近藤勇らと行動を共にしており複雑な時期もあるが、激動の幕末を討幕に身を捧げ生き抜いたあとは村政に尽くしたとされている。

ひょんなことから、ドラマ「花燃ゆ」につながる人物が熊谷の地にいた事を知り、身近にある地元の文化財を興味深く訪れる機会が持てた。
posted by 酔〜いどん at 16:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 史跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック